過払い金返還請求訴訟の争点

こちらは，弁護士法人心 松阪法律事務所が運営する債務整理サイトの，過払い金請求訴訟のページです。

過払い金請求訴訟においては，相手方が主張してくることはある程度定型化されているところがあります。

その中の１つが，メインページにある，取引の分断の主張です。

メインページにあるように，取引の分断が認められてしまうと，そもそも過払い金はなかった，とされてしまったり，あったとしても，既に時効にかかっているために請求ができなくなってしまったり，といった問題が出てきます。

そのため，損をしないためには，貸金業者側の主張に対し，しっかりと反論していかなければなりません。

他方で，貸金業者の財政状況にも考慮する必要があります。

というのも，ここ数年の間に，大量の過払い金返還請求訴訟が提起され，貸金業者がその支払いに応じなければならなかったからです。

今後は，資金状況の苦しい貸金業者を相手に，うまく過払い金の返還を求めていかなければなりません。

そのためには，貸金業者側の状況についても的確に把握している必要があります。

貸金業者側の資金状況にも配慮した交渉というレベルになると，借主自身で行うには限界があると思います。

過払い金請求など，債務整理でお悩みの方は，一度弁護士にご相談されてみてはいかがでしょうか。